重要なお知らせ
読者の皆様におかれましては、突然で恐縮ですが、本誌は、6月号をもちまして休刊とさせていただきます。永らくのご愛読有難うございました。
昭和49年12月号より月刊誌として全国の書店で販売してきました。平成17年9月号より季刊誌に変更、今日まで発刊を続行してきましたが、諸般の事情により、休刊することとなりました。永年にわたりご支援をいただきました、読者諸兄姉の皆様には、深くお詫びと感謝申し上げる次第です。
本誌「健康ファミリー」(登録商標)の前身は、働く青少年のための雑誌「人生手帖」でした。戦後の混乱期、寺島文夫は昭和27年(1952)働く青少年のために、生きる希望の糧として、「人生手帖」を発刊、「一隅に光を灯す」社会運動として、全国にその輪を広げたのです。
昭和30年(1956)から48年にかけて、日本の高度経済成長の波は大きくうねり、「人・物・金」に翻弄され、「人生論は無用論」の時代に突入してきたのです。
昭和37年頃、寺島文夫は、自らの病弱体質を、断食と玄米食によって克服したのです。
健康を取り戻した寺島は「人生いかに生きるかは、なにを食べるかにある」と「人生手帖」をはじめ、健康書籍の中で訴え、「玄米自然食運動」を展開してきたのです。
やがて、働く青少年の雑誌に、健康論や慢性病、ガンの話は無用とばかりに読者層は二分され、「人生手帖」の社会的使命を終えるがごとく、昭和50年(1975)6月25日に寺島文夫は65年の生涯を閉じたのです。
昭和49年12月号より、月刊「健康ファミリー」と改題して通巻276号を引き継ぎ、平成17年(2005)6月号で、通刊700号をもって月刊誌に終止符を打ち、以降、季刊誌に切り替え会員誌の形態で歩み、今日を迎えた次第です。
会員として登録され、雑誌代金を振り込まれている読者の皆様には、残りの代金を6月末まで、順次ご返金させていただきますので、ご了承ください。
尚、これより先「健康ファミリー」は、版型をA4版と大きく変え、季刊通販誌として発刊いたしますので、引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。
発行責任者 寺島秀雄
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